頭と心を柔らかくする、マインドフルなヨガ 02 集中するコツ
親愛なる皆さま、こんにちは!
ヨガ/瞑想講師の まるやまなつこです。
先日の投稿 『頭と心を柔らかくする、マインドフルなヨガ』 の続きです。
ただ運動して発散したり、 身体を鍛えたりするのではなく
マインドフルにヨガをすること 今ここにある感覚に集中することが大切 というお話をしました。
今に集中しているとき 私達の脳は、静かになっています。
今に強く集中できているとき、実は、 脳は休まっているのです。
逆に、なんとなくぼんやりとすごしているとき 私達の脳は忙しく動き回っています。
過去や未来についてくよくよしたり 不安になったり
だいたいはネガティブな考えが 頭のなかをぐるぐるしている状態です。
それが脳を疲労させ、 私たちを疲れさせているのです。
実は私たちの疲れの大半は 身体よりも、脳の疲れだと言われています。
身体をいくら休めても 脳が休まらないかぎり
疲れやストレスはたまり続け 身体も心も弱ってしまうのです。
でも皆さんご存じの通り、集中って とぉ〜っても難しいんですよね。
私たちの心というものは いつもふらふらと気まぐれに
あっちこっち好き勝手に 動きまわってしまうものです。
では逆に、どんなとき私たちは 簡単に集中できるのでしょうか。
それは、大好きなことをしているときや 大好きなひとと会っているとき
集中しようとしなくても
時間がたつのも忘れ
我を忘れて この瞬間に集中しています。
そして、追い詰められたとき ずっと後回しにしていた課題なんかの 〆切ぎりぎりの時も
私たちは、いつもの何倍もの 集中力を発揮したりします。
ヨガや瞑想をするとき 大好きな人、大切な人との 貴重な時間を過ごすように
もっと愛情をこめて 自分の心と身体に 寄り添ってみてください。
自分の心と身体に
どんな感覚が感じられるか もっと繊細に、もっと優しさをもって
それがどんな感覚であっても 敬意を込めて受け入れてみてください。
二度と戻らないこの瞬間に 最善のことをつくしてみてください。
その態度が、ヨガや瞑想の クオリティーだと思います。
そして、本当に大切なのは 今日はどれぐらい集中できたとか どれぐらいポーズができたとか どれくらい身体が変わったとか
ではないのです。
これって
いわゆる精神論じゃないのです。
私たちの心と身体は ちゃんと応えてくれるんですよ。
インド3000年の歴史のあるヨガは
思い通りにいかない
ツライ人生を生き抜くための
哲学であり科学です。
〜〜〜
ではでは、オンラインでお会いできるのを
楽しみにしてますね!
私のレッスンは、初心者向けのやさしいハタヨガフロー、呼吸に集中して瞑想的に動けます。
上の写真の愛犬レテも待ってますよ♪
なつこ
◎非常事態宣言下のただいま、参加費はお気持ち制とさせて頂いております。 お気軽にご参加ください。
《まるやまなつこ プロフィール 》 ヨガ瞑想講師・グラフィックデザイナー 東京都八王子市の自然豊かな高尾山の麓で育ち、美術の道を志すが、心身が弱く美大を中退。1995年よりアーユルヴェーダクリニックのコンサルテーションに通い、トリートメントとTM瞑想で体質が劇的に変わる体験をする。その後2003年ヨガに出会いその魅力の虜になる。 2004年インドのマイソールでアシュタンガヨガを修行。 2009年ヨガスタジオを立ち上げ、指導を始める。 2012年よりゴエンカ師の10日間ヴィパッサナー瞑想修行に3回参加。 2017年日本瞑想ヨーガ協会の綿本彰師によるラージャヨガ(瞑想ヨガ)で心がみるみる変わる体験をする。 2019年10月同師の200時間瞑想ヨガ指導者養成トレーニング終了。日本ヨガ瞑想協会登録講師。現在は西八王子のヨガスタジオYoga Lungtaで講師を努めつつ、同時にグラフィックデザイナーとして『なつこ工務店』の屋号で活動、二足のわらじを履いてゆっくりマイペースで歩いています。
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