シバナンダヨガとは?⑤
おはようございます。
水曜日午後と土曜日のシバナンダヨガ担当さおりです。
たくさんの流派があるヨガ。
私が12年間続けてきたシバナンダヨガについてお話ししてきた5回目ラストです。
スワミシバナンダの愛弟子ヴィシュヌデバナンダが考えたシバナンダヨガは5つのポイントがあります。
適切な運動(アーサナ)
適切なリラクゼーション(シャバーサナ)
適切な呼吸(プラナヤーマ)
適切な食事(ベジタリアン)
ポジティブな思考と瞑想(ヴェーダンタとディアーナ)
このアーサナとプラナヤーマとシャバーサナの入るハタヨガクラスについて説明します!!
〜ハタヨガクラス〜
始めのリラクゼーション(シャバーサナ)
始めのお祈り(マントラ)
2つの呼吸法(プラナヤーマ)
太陽礼拝
12のポーズ(アーサナ)
終わりのリラクゼーション(シャバーサナ)
終わりのお祈り(マントラ)
以上のように90分間のシークエンスが決まっています。
2つの呼吸法は、
カパラバティ(火の呼吸法)
アヌロマヴィローマ(片鼻交互呼吸法)
をやります。
カパラバティで、最初に肺と気管全体さらに余分な思考もきれいにします。
そして、アヌロマヴィローマで左右の呼吸バランスを整えることで、交感神経と副交感神経のバランスを整えることができ、右脳と左脳のバランスも整えていきます。
プラナヤーマを先にやることで、これからやるポーズの効果をよりあげることができます。
ポーズも順番が決まっています。
頭立ちのポーズ
肩立ちのポーズ
鋤のポーズ
魚のポーズ
座位の前屈のポーズ
斜面のポーズ
コブラのポーズ
バッタのポーズ
弓のポーズ
カラスのポーズ
立位の前屈のポーズ
三角のポーズ
ポーズの間には短いリラクゼーションが入り、そのポーズ1つ1つの効果をゆっくり味わい染み込ませていきます。
ひたすら同じポーズだけを練習をします。
毎回、同じ内容の練習をやります。
これには理由があります。
同じ内容の練習をしていくことで、日々の身体の変化、心の変化がわかりやすくなっていきます。
出来なかったポーズも徐々にコツを覚えて出来るようになっていきます!
やり続けると目を閉じたままでもやることが可能になっていきます。
目を閉じていると意識は外側には行かず、内側の身体と心がよく見えるようになっていきます。
これは瞑想をしている時と同じ状態になっていると言えます。
集中をすることで身体と心がリラックスをし、研ぎ澄まされたクリアーな思考になっていきます。
五感全てを内側に入れていく作業をしていくためには、マット1枚と自分だけの準備でオーケーです。
シバナンダヨガは、意識を内側に向けるためのシークエンスになっているのです。
私たちの身体に7つあるチャクラも全て上から順番に刺激を与えていくように構成されています。
とてもシンプルで偏りのないシークエンスだと言えると思います。
以上、大まかな内容で、まだまだいろいろありますが、長文をお読みいただきまして、ありがとうございました。
質問があれば、直接会いに来てくださいね。
ヨガは深すぎるため、私の分かる範囲でお答えします。
書き始めたときはこうなるとは全く気づきませんでしたが、今日7/14はちょうどスワミシバナンダのマハサマディの日でした。
シバナンダ先生の導きで書いていたのかもしれません。
9年前初めてクラスをやるときいつも緊張してて、だけど後ろでシバナンダ先生が見守ってくれてるように感じていてどうにかやりきることができていました。
素晴らしい、よく考えられているヨガだと学んでいたので、何の迷いもありませんでした。
このシバナンダヨガを紹介する機会を与えてもらったことに、西八王子ヨガルンタに感謝をしています☆
クラスに来てくださってる生徒さんにもお伝えしたかったことばかりです。
もし興味をお持ちくださったり、体験してみたい方々がいらっしゃいましたら、いつでもお越しをお待ちしています!!
大変ありがとうございました。
さおり