ヨーガのポーズが安定する『ムーラバンダ』
体内のパワースポット!ムーラバンダ
こんにちは。ヨガルンタのtaraです。
今日は、とっても使える、ヨーガテクニック『ムーラバンダ』のお話。
ムーラとは、サンスクリットで根・ルーツを意味し
バンダとは、英語のバンド「締める」という意味の語源のサンスクリット語。
呼吸やヨガの生命エネルギー(プラーナ)の流れを外に漏れないように
肛門を締め付けるテクニックです。
解剖学的にはムーラバンダは骨盤底筋群にあり、おしりの穴を閉める時に使う筋肉のこと。
肛門と生殖器の間の会陰部あたりに位置し、肛門を締めることでムーラバンダがロックされます。
体幹を支え安定したポーズには欠かせない部分で、生命を巡らせるすべてにおいての要の場所となっているのです。
ポーズの安定させるのに欠かせないムーラバンダの方法
1. 骨盤を地面から垂直に立て、背骨は腰に負担がかからないように天井方向へまっすぐ伸ばします。
2. 息をゆっくり吐きながら肛門を上へ引き上げるように、そしておへそを後方へ引き込むように意識し
引き締める。この状態を3〜5秒ほどキープ。
3. 次にリラックスしながら吸う息で、引き締めた部位を解放し体の力を緩めます。
立ちポーズの時にムーラバンダを締めると、体幹が感じられ、足のひらがマットに吸い付いてゆく感覚を感じます。
ムーラバンダを締めるのは筋肉なので、使えば使うほどその感覚がわかってきます。次第に普段意識しなくても、自然と締まっている状態をキープできるようになってきます。
ムーラバンダの絶大な効果
・コアが安定するので、ポーズのキープが断然楽
・集中力が高まる
・生命エネルギーが逃げて行かないので、疲れにくい
・ ホルモンバランスを維持
・生理の時の月経コントロール
・尿漏れ防止
・ 血液循環が良くなり内臓から身体が元気になることで内臓が強化される
・ ストレス、不安や興奮、怒りなど緩和
バンダと呼吸の関係
ヨーガは体の内側にスペースを作ります。
このスペースの中に呼吸を通して生命エネルギーを吸収します。
コアの安定、すなわちバンダの活性化は、スペースを作り維持するための重要なポイントです。
力まずに、バンダを引き締め、ゆったり呼吸することが大切です。
レッスンにおいては、ムーラバンダの引き締めと穏やかな呼吸を心がけて、じっくりバンダを育てていきましょう。
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