

偉大なるシャヴァーサナ(死体のポーズ)
今私は暖かさと静けさに包まれている。 まるで柔らかい雲の上に寝そべっているみたいに 体は空気のように軽く、くつろいでリラックスしている そこは穏やかで、静かで、暖かい場所… チーン…どこかでティンシャのベルの音が聞こえる 「ゆっくり、手足の指先を動かして…」と声が聞こえる あぁ、そうか、私はシャヴァーサナをしていたのだ。 柔らかな雲の上でも、暖かさと静けさに包まれた天国でもなかった。 ただヨガマットの上に寝そべっているだけであった。 そう、これは、シャヴァーサナから目覚めるときのいつもの感覚です。 『シャヴァーサナ』 ヨガのポーズで『死体のポーズ』と言います。 伝統的なインドのヨガの練習で、意図的に休息するためのものです。 体と心を沈静し、統合するためによく寝られたシークエンス(数種類のポーズを連続で行うこと)の一番最後に、シャヴァーサナをします。 それは活力とリラクゼーション、マインドの鎮静と集中を同時に味わう時間です。 シャヴァーサナを練習する間、意識が冴えた状態でマインドを静止することの偉大なる恩恵は、良きシャヴァーサナを経験したことのある


ヨーガが整えるもの/9月スケジュール
ヨーガは、整えることが得意です。 何を整えるかといえば、体と心と呼吸です。 体(血と肉)を整える 体は、目に見えて、触れられて、コントロールのしやすい私たちの一部です。ヨーガの実践で、体内の液体(リンパ液や血液)を流し、 滞りをなくします。 筋肉を活性し、内臓の調子を整えます。 骨格の歪みも整えます。 健全な器(体)には、健全な精神が宿ります。 呼吸を整える 呼吸は、私たちの生命エネルギー。 リラックスした深い呼吸は、心と体を緩め活力を与えます。 体の液体を流し、滞りをなくします。 体+呼吸を整える=心を整える 心は目に見えない、触れられない、コントロールの難しい私たちの一部です。心と体と呼吸は、すべてつながっているので、呼吸と体を整えることで、心が静まり、安らかな心が実感できます。 そして、一番大事なことは 「ジャッジしないで観察すること」です。 日々の生活の中で、自分の思考や感情を観察してみると なんとジャッジの多いことに驚かされます。 他人と自分を常に天秤にかけ、判断をくだしています。 他人に否定されたり、思いも掛けないような判断をされると


心のわだち
こんにちは。ヨガルンタのtaraです。 今日は心のお話を少し。 心には、癖があります。 思い方、思考の癖です。 例えば、やきもちという感情は、 好きな人が他の誰かと仲良くしたりするのを、 見たり、聞いたりして やきもち という感情が生まれます。 繰り返し繰り返し起きる感情や思考は、 癖になります。 習慣化するんですね。 繰り返せば繰り返すほど、それは強くなります。 その現象は、ちょうどこんな感じです。 砂の上をビー玉を転がすと、 跡がついてわだちになりますよね。 繰り返し繰り返し 同じところにビー玉を転がせば わだちは深くなって行きます。 そのようにして、繰り返す思考や感情は、クセになります。 ヨガ・瞑想は、感情と思考を観察し 自分の心のクセを発見して それを平にしてゆく作業です。 既存のわだちを平にして、心を解き放ち、 新しいわだちを作らないようにして 軽く、自由に光輝かせましょう。 心は、体とおんなじ 鍛えることができます。 真摯に、耳を傾け心に語らい 元気な心、柔軟な心、強くしなやかな心を作ってまいりましょう。 #心 #ヨガ #瞑想 #スト